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    <title>丸本 徳之</title>
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    <description></description>
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    <category>Weblog</category>
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      <title>丸本 徳之</title>
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    <item>
 <title><![CDATA[要チェックやッ]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=584</link>
<description><![CDATA[<p>帰国後すぐに始めた就職活動。<br />
ある人材系の会社のセミナーで、言っていたこと。<br />
<br />
「ＰＤＣサイクル」<br />
<br />
人の学習サイクル・成長サイクルの形を表したこれは、<br />
何かをＰlan（計画）し、→それをDo（行動）に移す、→そしてそれらをCheck（振り返り）する<br />
→そのCheck（振り返り）によってまた新しいＰlan（計画）が生まれ、→Do（行動）し、→Check（振り返り）する・・・<br />
という具合に、Plan→Do→Checkの一連のサイクルが螺旋状に積み重なって、継続的な向上や成長をしていくというもの。<br />
　　（※一般にはこれにActionを加えたPDCAサイクルで通っているようですが。<br />
　　　　 小生、何分文学部なもので。へい。すみません。。）<br />
そしてこの螺旋状の向上サイクルを作り出す上で一番大切なのは、“Check”、つまり「振り返り」だと。<br />
<br />
力説するナビゲーターと必死でメモを取る学生を横目に僕が思ったこと。<br />
<br />
― あ、この人オレと同じこと言ってるわ ―<br />
<br />
（まぁ なんと生意気なんでしょう。すみません＞＜）<br />
<br />
<br />
そう、振り返り。<br />
<br />
「一年流学していた」というと、「すげぇ」とか「かっこいい」という反応が返ってきた。<br />
最初はなんだかいい気分だったけど、すぐに違和感を感じるようになっていた。<br />
<br />
事柄に限らず、「すげぇ」ことした、そんな奴はこのご時勢腐るほどいる。<br />
ただ、そこで何を感じ何を思ったか。<br />
それを言葉で伝えられる人<br />
それが次の一歩につながっている人<br />
そんな人は一体どれだけいるだろう？<br />
<br />
何を感じて何を得て、それが今の自分や今後の自分にどう活きているか。<br />
それを問われないままに、「すげぇ」という言葉の魔力に騙されて自分でも「すげぇ」気になってしまう。<br />
<br />
なんとなくの満足感や達成感・その場の空気に流されることなく、しっかりと<br />
体験を消化し、<br />
経験に昇華すること。<br />
<br />
その場で語るだけの一過性の「体験記」ではなく<br />
それが次への一歩となるような「経験値」となって己に蓄積されるように。<br />
<br />
そのための振り返り。<br />
<br />
<br />
牛やラクダがいつもモグモグしているのは、一度食べたものを胃から戻して<br />
未消化なものをもう一度噛み砕いているから。<br />
僕もこのままうんこにして流してしまうにはもったいない。<br />
そのうんこで咲く花があったとしても、この一年を花に取られてたまるもんか。<br />
なるべく自分の血や肉に変えて、その後で花なんていくらでも植えてやろうじゃないか。<br />
<br />
<br />
この一年、<br />
<br />
Ｐlan．　めちゃくちゃ考えて計画した。<br />
Ｄo．　　がむしゃらに汗かいて行動した。<br />
<br />
でもどちらも結局は人の助けを借りてきた。<br />
最後くらい、自分の力で振り返ろう。<br />
もう一度しっかり消化して栄養を吸収しよう。<br />
この旅をゆっくり味わいながら。<br />
<br />
Ｃheck．　「同じこと言ってる」と思ったまま、実行して来なかった自分のための、振り返り。<br />
<br />
<br />
　　　<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=584</comments>
 <pubDate>Fri, 18 Jan 2008 04:38:22 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[MISSING]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=579</link>
<description><![CDATA[<p>一年前の夏、後輩がインドで行方不明になった。<br />
<br />
信じられなかった。<br />
旅に出て４ヶ月、ただでさえたくさんのショックが消化不良で胃が重いのに<br />
とても飲み込めるものではなかった。<br />
<br />
嘘だとおもったし、夢だと思ったし、悪い冗談だと思った。<br />
本気でそう思った。<br />
<br />
それでも日本の友達や、そらみ（行方不明になった後輩=耕太の先輩でもあり、同じように旅をしている僕の同級生）<br />
と連絡を取り合う中では、<br />
僕らに出来ることはないだろうか？と、持てる考えを持ち合った。<br />
しかしパソコンの前から席を立てば、そこにはいつも通りのカンボジアの青すぎる空が広がっていて、<br />
それを全部、嘘に変えてくれた。<br />
本当に、それがネットの中だけのバーチャルな世界で起きている事のように思えた。<br />
<br />
それからしばらく、僕はなにも動かなかった。<br />
何もせず海辺の町でぼーっと過ごした。<br />
たまにビーチで出会う人と冗談言って笑いあったり、酒を飲んだり。<br />
「後輩がインドで行方不明になってさ」<br />
会う人会う人にそう言ってた。<br />
そういった人たちのリアクションの中に、ことの重大さやリアリティを求めていた。<br />
それでも、気持ちよすぎるほどの青空が何もかも全部吸い取ってくれた。<br />
<br />
けれども夜、横になると、声を枯らして助けを求めている後輩の姿が夜毎あらわれた。<br />
<br />
この旅ではじめて、入院した。<br />
<br />
<br />
そらみから連絡があった。<br />
インドに入ったとのこと。<br />
耕太のご両親もインドにみえるとのこと。<br />
<br />
後輩を探すため、真っ先に現地に入って行動している仲間の様子を知ってもなお、何も感じなかった。<br />
けれどもご両親のことを思ったら、いたたまれなくなった。<br />
耕太のことは信じられなかったが、ご両親の気持ちを思うとやりきれなかった。<br />
ふと、泣きじゃくる自分の母親の顔が思い浮かんだ。<br />
だからインドに飛んだ。<br />
<br />
そらみとの待ち合わせの交番の壁には、もう耕太捜索のポスターが貼られていた。<br />
<br />
大きく「MISSING」と書かれたそのポスターには、初めての地で見るのにも関わらず、知った顔が載っていて、<br />
その下に書かれた身長や体重、人相などの特徴は、僕のよく知ってる耕太とやっぱり同じものだった。<br />
スモッグのかかったインドの不気味な空は、「嘘だよ」とは言ってくれなかった。<br />
<br />
満タンのお風呂に入った時にお湯が溢れ出すように、<br />
耕太が行方不明であることを受け入れた途端、今まで何も動かなかった感情がどっと溢れ出した。<br />
<br />
そらみと半年振りに再会し、耕太のご両親にはじめてお会いした。<br />
そらみだってご両親だって、本当はどう受け止めればいいのかも、どうすればいいのかもわからないまま、<br />
潰されそうな気持ちと戦いながら、それでもみんな前を向こうとしていた。<br />
ご両親はいつも僕らに気を使って下さって、僕らの前で強くあろうとしていらした。<br />
<br />
それから僕らは日本大使館やインド警察の方々と、様々な人に協力していただきながら耕太の足取りを探した。<br />
けれども次第に捜査は行き詰まり、僕は耕太捜索に見切りをつけ、残りの数ヶ月、自分の旅の続きを選び、<br />
帰国した。<br />
<br />
たくさんの方々のおかげで、捜査はかなり高いレベルで行ってもらうことが出来た。<br />
たくさんの方が、協力を申し出てくれた。<br />
けれども僕はあの時みんなに助けを求めなかった。<br />
当時はみんなに心配をかけたくないという気持ちと、何より、自分の中でどう伝えればいいのか分からなかった。<br />
だから何も言えなかった。<br />
でももしあの時みんなに協力を求めていたら、また何か変わっていたのかもしれない。<br />
帰国した今、一年前を思い出しそんなことを思っていた。<br />
<br />
けど、まだ終わっていない。<br />
<br />
こうやって文章を書きながら、ずっと文章の着地点を探していた。<br />
何度も消したり書いたりを繰り返しながら、自分は何が言いたいのか、何がしたいのかわからなくなった。<br />
帰国してからも、ずっと向き合うことを避けていた耕太のこと。<br />
けれども一年経った節目の今、一年前の「思い出」としてなら振り返ることが出来るんじゃないか？<br />
無意識のうちにそう思っていたんだと思う。<br />
こうやって文章にすることで、「過去のこと」にしようとしていたんだと思う。<br />
でもまだ終わっちゃいない。<br />
耕太はまだ見つかっていない。<br />
<br />
今更でほんとうにごめんなさい。<br />
でもどうかみなさん、どんなことでもいいので力を貸してください。<br />
後輩を、篠崎耕太を、探しています。<br />
http://kotashinozaki.web.fc2.com/<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=579</comments>
 <pubDate>Wed, 10 Oct 2007 04:26:11 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[帰国。そして、]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=544</link>
<description><![CDATA[<p>日本を出発した日と同じように、一睡も出来ず帰国の日を迎えた。<br />
以前に同じ宿でお会いした方に、今回も偶然出会うことができ、最後の挨拶をしていざ出発。<br />
タクシーを拾い空港へ。<br />
昨夜、朝食用に買っておいたグレープフルーツを何度勧めても笑顔で断るとっても律儀なドライバーと<br />
小一時間のドライブ。<br />
この旅ですっかり見慣れたタイの町を眺めながら、とにかくただ無事に日本に帰れることを穏やかな気持ちの中で祈ってた。すると突然、<br />
<br />
“バフンッ！！”　　<br />
<br />
と、大きな音。<br />
<br />
驚いた僕らはいったんタクシーを脇に寄せ、様子を見る。<br />
心配する僕に、満面の笑みで微笑みかけてくるドライバーを見て、何事もなかったのだろうと胸を撫で下ろす。<br />
ところが。。<br />
よく見るとドライバーは微笑みながら、ココ↓ココ↓と自分の足元を指差している。<br />
どうしたもんかと反対側にまわって愕然。<br />
タイヤがパンクしてるぅ～！！<br />
<br />
<br />
くんな状態だったにも関わらずドライバーは笑顔だったことにもうひとつ加えて驚きながら、<br />
幸先の悪さに無事帰国できるのだろうかと不安が膨らんでいく。<br />
そんな僕の不安をよそに、トランクを開けおもむろにスペアタイヤを引っ張り出し、ゆっくりとタイヤ交換を始めだすドライバー。<br />
― いやぁ、、あのぉ、、僕、ひ、飛行機の時間があるんですけど。。―<br />
代わりのタクシーを探そうとするも、ここは飛行場への一方通行。<br />
どのタクシーもすでにお客さんを乗せていて、空車は見当たらない。<br />
そんな焦った状況下でも 「でへへ、パンクしちゃいましたぁ」 みたいなジェスチャーを、相変わらずの笑顔で投げかけてくるドライバー。<br />
こんな状況で僕に出来ることは、いかにこのドライバーが速くタイヤ交換を終えやすい環境を作るかだと思い、<br />
僕も同じように 「あはは、パンクしちゃいましたねぇ・笑」 みたいなジェスチャーを作り笑顔で投げ返すことに。<br />
それが功を奏したのか、思ったより早くタイヤ交換も終わり、まだ飛行機の出発時間に余裕を持って再出発。<br />
タイヤ交換の間に上がった料金メーターに対して 「ねぇねぇ、これってこのくらいだったよねぇ」と、きっちり値下げ交渉を車内で済ませて空港へ到着。<br />
最後まで笑顔で荷物を降ろしてくれるドライバーとここでお別れ。<br />
<br />
チェックインを済ませ、換金して受け取った久しぶりの日本円が、帰国をさらにリアルに感じさせてくれる。<br />
飛行機に乗ってからは無事離陸して着陸できることをただただ祈りまくる。<br />
やはり何度乗っても飛行機は恐い。<br />
しかも今回は搭乗前の手荷物預けの際に、日本人の団体さんが（きっとゴルフをしにきたのだろう）物凄い数の重そうなゴルフ用品を預けていたので、<br />
今この飛行機はいつもより重い状態で飛んでいるんだという気がして、墜落しないか心配でしょうがない。<br />
自分が典型的な心配性のA型タイプであることを嘆きつつ、<br />
音楽のボリュームを最大にしてなんとか気分を紛らわすことに。<br />
<br />
<br />
前日眠てなくて疲れてるはずなのに、結局恐くて一睡も出来ないまま、しかしそれでもなんとか香港国際空港無事着。ここでトランジット。<br />
安堵と共に、もう一回こんな思いをしなきゃいけないことを思うと、疲れがどっと押し寄せる。<br />
<br />
しかし最後の勝負に備えて身体も心も落ち着かそうと、待合ロビーにあったスタバでコーヒーを買う。<br />
３ドル。。<br />
あぁ、なんて贅沢なんだ。<br />
おつりに貰った香港紙幣が度派手なのにびっくり。ここは中国の大坂や。<br />
<br />
コーヒーを飲みながら、外の景色に目をやる。<br />
山と海、目の前に広がる壮大な景色を夕日が真っ赤に染めていく。<br />
<br />
この旅の中で何度も見てきた夕焼けの景色。<br />
何度見ても違ったキレイで染めてくれる。<br />
　あぁ、明日からはキレイで染まる日本の夕焼けが見られるのか<br />
　あぁ、今日この景色がこの旅最後の夕焼けの景色なのか<br />
そんなことを思いながらしばらく外を眺めている内に、気持ちがすーっと穏やかになってく。<br />
<br />
誰にともなく 「ありがとうございました」 と呟いて飛行機に乗る。<br />
<br />
穏やかな気持ちのまま、次飛行機を降りて踏む大地はもう日本の土地なのかと、感慨にふける。<br />
が。<br />
やっぱり僕。<br />
―今まで何事もなかったけれど、ここで墜落したら今までの無事もラッキーも何も、全ておじゃんじゃん ―<br />
<br />
こんなこと思いたくはなかったけれど、一回こう思ってしまったらもう最後。<br />
何を考えようとも不安ばかり・最悪の事態ばかり。。<br />
自分が典型的な動物占いコアラタイプであることを嘆きつつ、<br />
「キャナイハブ　ビヤー？」作戦でビールをたらふく頂き、酔いつぶれてしまうことに。<br />
<br />
起きた時は着陸寸前で、「一番寝てたい時じゃん！！」って思ったけど、<br />
着陸前の恐怖と引き換えに、東京の夜景が見れてよかった。<br />
<br />
<br />
というわけで、長々と面白くない文章をすみません。<br />
何が言いたかったか<br />
無事帰ってきたよってことです。<br />
「ただいま」の一言です。<br />
<br />
いやぁ、なんかでも恥ずかしいね。<br />
なんか嬉しすぎて、ピッコロ大魔王みたいに口から嬉しさが飛び出そう。<br />
嬉しさのダムが決壊したみたいに自分でもコントロール出来ません。<br />
そんな状態が、なんか恥ずかしいよ。<br />
昔のブログ見たら、大きな声で歌を歌いながら帰ってきます！なんて、もっと恥ずかしいこと書いてたけど。<br />
<br />
でもこの場を借りて。<br />
今こうして旅を終え、何事もなく帰国できたこと、本当に遅くなりましたが、ご報告させて下さい。<br />
私丸本徳之、みなさんに見守られ、無事帰って参りました！！<br />
<br />
<br />
追伸：<br />
帰国後実家に帰るのもほどほどに、すぐに就職活動にとりかかり、<br />
自分でもビックリするほど忙しい毎日を送っています。<br />
お世話になった方への帰国の報告やお礼もろくに出来ずにいること、とても心苦しく感じています。<br />
これからゆっくりとお手紙書かせていただこうと思っています。<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=544</comments>
 <pubDate>Mon, 2 Apr 2007 02:58:09 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[目指す道]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=530</link>
<description><![CDATA[<p>旅に出て帰ってくれば、聖者にでもなれると思ってた。<br />
いろんな景色の中で、いろんなものを見て、いろんな人と話して・・<br />
そうやって経験値をためって強くなって、最後には有り余る財宝を手に入れるロールプレイングゲームの主人公のように。<br />
そうやって幾つもの悟りを開いた、数々の宗教指導者や哲学者のように。<br />
<br />
旅が終われば、常に心が安定して、誰に対しても何に対しても寛大でやさしく居られるような、<br />
そんな悟りの境地に自分も達し、浸れるもんだと思ってた。<br />
<br />
過度の期待や思い入れ、そしてお門違いの責任感から<br />
何が分かるとも起こるとも分からないこの旅路の果てに、<br />
いつの間にか大きな理想像を据えていたのかもしれない。<br />
<br />
だからこそ、特に旅の折り返し、その理想に近づけない自分に苦しんだ。<br />
必要以上に焦って、がむしゃらになって、そして身体を壊しての繰り返しだった。<br />
<br />
でも。<br />
目線も定まらないまま前ばかり見ようとしてもがいてたけど、<br />
ふと振り返ってみた時、<br />
それを「成長」と呼べるのかはまだ分からないけれど、確実にいくつかの「変化」はあった。<br />
<br />
<br />
<br />
この旅の中、汚いもん一杯見た。<br />
―なんて酷いんだ―<br />
吐き気がするほど汚い、こんなもん作り出す人間は、なんて汚いんだって思った。<br />
僕が見てきた汚いもんは全部、人間が作り出したものだったから。<br />
<br />
そして汚い自分も、それ以上沢山見た。<br />
―自分はこんなにも汚い人間だったのか―<br />
人間が作り出した汚さに覚えた反吐を、自分自身の中に見せ付けられた。<br />
そんな自分に驚き、戸惑い、そして悩み苦しんだ。<br />
<br />
<br />
キレイなもんも一杯見た。<br />
―この世界にはもともと、キレイなもんしかないんだ―<br />
　海の青と空の青<br />
　（何十時間，何千時間と見てきたはずなのに僕は未だにこの違いをうまく言い表せない）<br />
　満天の星空<br />
　夕焼けの刹那<br />
　太陽の強さ<br />
　雨の冷たさ<br />
　人のやさしさ<br />
　人を思うことの強さ<br />
　強い思いが作るもの<br />
　そして残すもの<br />
人間の汚さが生み出した場所にさえ、人間の「キレイ」がいくつも咲いていた。<br />
そして自分の汚さの中にも。<br />
ビックリするくらい汚い自分が出てきた後で、今度はビックリするくらい、感受性豊かな自分が現れた。<br />
<br />
照りつける太陽の下、汗ダクになって石を運ぶおばあちゃんの姿に，<br />
夕日が照らすバスの運転手さんの、目尻に深く刻まれた皺の一本一本に，<br />
夜、宇宙に変わった青空の下、そのあまりの星の数に『お父さんお母さん座』を作りながら，<br />
想いが募って、涙が止まらなくなった。<br />
そんな自分に驚き、戸惑い、けれどもそっと抱きしめた。<br />
<br />
<br />
<br />
結局聖者にはなれなかったけど、前よりはちょっとだけ、人の気持ちが分かるようになったのかな。<br />
それはもちろん、この世界には色んな景色があって色んな人がいて、多様性に満ち溢れている事を実感できたからだけではなく、<br />
自分を、今まで知らなかった自分を、そしてこれからもそうやって「自分の知らなかった自分」を見せてくれるであろう　変わってく自分を知ったから。<br />
<br />
この世界にはそんな「自分」が沢山集まって生きている。<br />
文化・宗教・言語・体格・・・<br />
ただでさえ多様性に満ち溢れている中で、それと同じくらい個人の中にも多様性が内在している。<br />
<br />
だからこそ僕たちは、話すこと、想うことを忘れちゃいけない。<br />
人を想うということ<br />
相手の立場になって考えるということ<br />
<br />
―「アイツは最低だ。信じられない。」―<br />
でもよく見てご覧。<br />
絶対自分の中にも「アイツ」と同じ、「最低」な部分が，「信じられない」部分がありはしないかい？<br />
<br />
常に相手を思いやる努力<br />
常に自分を省みる努力<br />
<br />
その余裕と、隙間と、勇気。そんなものが持てたらいいな。<br />
そして僕は、一緒になってそういうことに取り組んでいきたいな。<br />
<br />
僕らこんなにも違うもん同士。<br />
でもだからこそ人間は、人と何かを分かり合えたり認められたり、何かを共有出来た時、<br />
たまらない嬉びや幸せを感じるんだ。<br />
<br />
昔見たドラマで、橋の設計士が、「僕は人と人とを結ぶ架け橋が作りたいんだ」って言ってて、かっこいいなぁって思ってたけど、<br />
それパクるわ！！<br />
<br />
「僕は人と人とを結ぶ架け橋になりたい。<br />
　機関銃でも核兵器でもない。“ことば”という最強の武器を使って」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
追伸：<br />
この旅の最後にまた、入院しまた。<br />
こないだこのブログに「ゲンキです」って書いてしばらくして体調崩してしまってました。えへ<br />
帰国の日を遅らすことにもなって「なんだよぉ」と思ったけど、<br />
今は最後まで自分らしいそんな自分が愛おしく感じられます。<br />
数えたところ、この旅５度目（！）の入院を終え、明日、ようやく日本へ帰ります。<br />
<br />
あぁ、相変わらず飛行機が恐い・・・<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=530</comments>
 <pubDate>Sun, 11 Feb 2007 03:28:03 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[ありがとう]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=522</link>
<description><![CDATA[<p>ここのところずっとブログを書かないでいた。<br />
僕の中では「書けない」でいた。<br />
<br />
いろんな人からメールが来た。<br />
「おーい、生きてるかい？」<br />
「ゲンキ？」<br />
「応援してるよ」<br />
「無理すんなよ」<br />
「たまには連絡頂戴ね」<br />
「みんなブログ楽しみにしてるよ」<br />
「みんな心配してたよ」<br />
「『生きてるよ』だけでもいいから教えてね」<br />
<br />
<br />
数ヶ月前、タイのバンコクで半年ぶりに同じ流学生のあっこちゃんとまっさと再会した。<br />
出発前からいろんなこと話した仲間。<br />
彼らがただそこにいるだけで、笑顔になった。<br />
きっと僕と同じ理由でもうすっかり笑顔になっている彼らを見て、さらに笑顔になった。<br />
昔話や、なんでもないことで大笑いして、そしてちょっぴり夢を語りあって。<br />
日本だろうとタイだろうと、出発前と何も変わらないその空気がたまらなく愛おしくて、幸せだった。<br />
この時間がずっと続けばいいのにって思った。<br />
きっと僕ら３人とも、みんなそう思ってた。<br />
<br />
でも僕らは今、みんな旅人。<br />
この再会が束の間の休息でしかないことを僕らは知っている。<br />
皆それぞれに次の旅があって、まっさは翌日、あっこちゃんもその翌日にそれぞれの場所へと旅立っていった。<br />
<br />
今まではずっと、日本を発った時から、訪れる土地土地でも、友人に、両親に、そして現地で出会った人たちに、<br />
いつも見送られてきてばかりだった。<br />
けれどもその時、二人を見送る側の立場になって、初めて今まで僕を見送ってくれた人の気持ちが分かった。<br />
<br />
大きな荷物を持った彼らを見送りに行く。<br />
バスに乗り込む時、そのステップに思いっきり鞄をぶつける、頼りなくてキャシャなまっさの後姿を見て.<br />
そしてこちらは決してキャシャとは言えないけれど（？）、バスのステップを上がるのにも「よっこいしょ」と言わんばかりの気合を入れないと上れないあっこちゃんを見て（つまりは か弱いという意味ですね、はい。）.<br />
なんともいえない気持ちがどっと込み上げてきた。<br />
ものすごくいい笑顔で手を振る二人。<br />
僕も同じように満面の笑みで送り出そうと努めたけれど、内心は二人のことが心配で心配でたまらなかった。<br />
<br />
成長も達成もなにもなくていい<br />
ただ何事も無く、無事で、ゲンキで帰ってきてくれればそれでいい<br />
またその笑顔を見せてくれたらもう何も望まない<br />
ほんの数時間で終わったあの時間の続きを願い、ただただ彼らの無事を見えなくなるバスに祈った。<br />
<br />
―あぁ、僕もこうやって見送られてきたんだな―<br />
<br />
ずっと右腕にあるミサンガ<br />
カエルのロゴのお守り<br />
持たせてくれたオニギリ<br />
メールや手紙。みんなからのメッセージ<br />
受話器を取って聞く「ゲンキ？」の第一声<br />
旅先でいただく無償の好意<br />
見送りの時いつまでも見えるバイバイの右手<br />
<br />
その時になって、本当の意味で、今まで僕を見送ってくれた人たち、見送る側の人の気持ちが初めて分かった。<br />
<br />
それに比べて、僕はどうだろうか？<br />
「整理がつかないんだ」「考えているんだ」「ちょっと待って」<br />
そんなことを言い訳に、ブログを書くのさえ怠っていた。<br />
今病気で入退院を繰り返しているおじいちゃんは、僕のブログを生きがいのように楽しみにしてくれている。<br />
旅で出会った多くの人たちもまた、僕のブログを楽しみにしてくれている。<br />
そのために日本語を習いだした友達も<br />
お前のブログだけが楽しみだって言って下さる日本のサラリーマンも<br />
「自分が出来なかったことを僕を通して体験できるんだ」って、そんな風に言ってくれてた。<br />
<br />
何もかっこいいことを書く必要は無い<br />
何もかっこいい自分だけを見せる必要は無い<br />
ただどこにいてどんなことしてるか、とにかくゲンキで生きてます　それだけでいいのに。<br />
<br />
誰よりもこのブログを楽しみにしてくれている両親。<br />
メールでのやり取りの最後に、何度も「出来ればブログアップして下さい」って言わせてきた。<br />
これだけの贅沢な時間を貰っておいて、ほんのちょっと、写真と文章を載せるだけ、<br />
「貰った時間でこれだけ有意義な時間を過しています」、そんな報告さえ怠っていた。<br />
たまに更新した折に、「ブログ更新してくれてありがとう」なんて言わせる僕は何様なんだろう？<br />
<br />
僕以外にも、流学シップの仲間みんなのブログを楽しみに見ているお母さん。<br />
会ったこともないくせに、みんなのことを僕と同じように、ともえちゃん、あっこちゃん、こーくん、まっさって呼ぶくらい。きっと僕らの誰よりもパソコンの前でこのＨＰを眺めてくれているのだろう。<br />
旅中、僕との再会を書いてくれるみんなのブログを見て、その都度<br />
「○○ちゃんのブログ見ました。いい顔してるね。」ってメールをくれた。<br />
自分の子供の近況を、他人のブログで知る母の気持ちを考えたことがあっただろうか？<br />
どんな気持ちでそのブログを見ていたんだろう？<br />
そしてそのブログを通して<br />
「いい顔してて安心しました」と言わせる僕は何様なんだろう？<br />
<br />
小さい時から、「徳之は外面だけよくてもしょうもないぞ」って言われてたその意味が、ようやく分かった。<br />
僕はいつも足元を疎かにしてた。<br />
踏みしめる大地を見ずして、僕はどこに行こうとしてたんだろう。<br />
<br />
本当にごめんなさい。<br />
<br />
そして、ありがとう。<br />
本当にありがとう<br />
<br />
自分自身さえも見失いそうになるほど忙しい日本の生活の中にいて、その頭の中の片隅に、僕の部屋をつくってくれているみんな<br />
<br />
あなたが居るから、あなたが見ててくれるから、そしていつでも待っていてくれるから<br />
僕は何も恐れることなく前へ進めるのです。<br />
<br />
都合のいいときだけ帰ってきて、ちょっと羽をやすめたらまたどっかいって、<br />
そんな僕でもいつも包んでくれるあなたに<br />
<br />
ありがとう。<br />
<br />
ほんとうにありがとう。<br />
<br />
僕はとっても、ゲンキです。<br />
<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=522</comments>
 <pubDate>Tue, 23 Jan 2007 18:56:05 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[最近の気持ち②]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=412</link>
<description><![CDATA[<p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
６月２日（金）晴れ ＠マニラ<br />
<br />
孤児院で子供たちとお別れし、次のミンダナオ島での山岳民族の教育支援に向けてビザを延長しに<br />
イミグレーションへ。<br />
<br />
そのプチトリップに、「何かあったら大変だわ」と、一緒についてきてくれた世話人のランラン。<br />
彼女はとても明るく、ゲンキで、（そしてちょっとかわいくて）、とても感じのいい女性。<br />
彼女とは孤児院に行く前に一度会って挨拶した程度だったので、今回はイミグレへのジプニーの中、そしてビザ発行までの待ち時間、お互いいろいろなことを話した。<br />
しかし弾む話も、ひっきりなしにかかってくる彼氏からのラブコールで何度も中断させられる。<br />
ごめんごめんと言いながらも、身体全身から幸せ光線が溢れ出している彼女を見て、これはからかわなければ！からかわなければ気が済まん！！と思ってしまうちっちゃい僕。<br />
しかし僕のからかいにも全く動じず、逆にのろけ話をこれまた幸せそうに話す彼女。<br />
早々に降参を認め、お互いの恋愛話や昔話に花を咲かせる。<br />
<br />
でもその途中で、僕は何も言えなくなってしまった。<br />
ランランの一つ前の恋。そしてランランの人生。<br />
<br />
彼女はミンダナオ島で生まれ、父はムスリムだ。<br />
（ミンダナオ島では、政府と島の分離独立を目指すイスラム教勢力MILF（モロ・解放戦線）との紛争が続いている。このことについてはまた。）<br />
彼女は卒業後、マニラに働きに出て、その時に知り合った彼と子供をもうける。<br />
ところがその彼がクリスチャンであった事に対しムスリムであった彼女の父は激怒し、<br />
お腹に子供を宿したランランを自宅の部屋に監禁し、その後で、なんと彼を銃殺してしまう。<br />
何も知らない彼女は、半年もの間一度も部屋を出られることは無く、恋人が助けに来てくれることを信じて待ち続け、そしてたったひとりで、監禁された部屋の中、赤ちゃんを出産したそうだ。<br />
泣き声を聞いた父親が扉を開けた時、このままでは我が子を奪われると思ったランランは必死の思いで逃げ出し、その後で恋人が殺された事実を知ったという。<br />
<br />
そんな話を当たり前のように、そして時には驚く僕の表情を見て大笑いしながら話す彼女。<br />
「悲しくなかったの？お父さんを憎まなかったの？」<br />
聞いた事実と、今ここにいるランランとのギャップに、おもわずそんな間の抜けた質問をしてしまう僕に、<br />
「もちろん悲しいし、憎んだ。もちろん。でもね、それで一体何が出来るの？」って。<br />
絶対に僕なんかじゃ受け止めきれず、どうかなってしまいそうなことも、それが自分の人生だと受け入れている彼女。<br />
その強さに驚嘆すると共に、でも僕はそこに、なんともいえない違和感を感じた。<br />
<br />
―どうして彼女はここまで強くならなきゃいけないんだろう？―<br />
<br />
彼女の話を聞いて<br />
自分の父が、自分の奥さんを殺したんだと、僕も精一杯自分に置き換えて想像してみた。<br />
でも銃なんてものに全く現実味無いし（もちろん奥さんになる人の具体的イメージなんてものもないのだけれど）、ましてや尊敬する自分の父が人を（自分の愛する人を）殺すなんて、いくら頑張って想像してみても、とうてい考えられなかった。<br />
<br />
そんな自分の想像力の無さに、自分は今までいったい何をやってきたんだろうという思いと共に、<br />
でもどうしてそんな事、想像しなきゃいけないんだろうという思いが同時に湧いてきた。<br />
<br />
僕の想像力の無さ、“相手の立場になって考える”という、人が人と関わって生きていく上でとても大切な力がまだまだ弱いというのはともかくとして、<br />
でもどうして、僕にはとうてい想像も出来ない程、それを上回る程の悲惨なことが、この世の中に起きているんだろう。<br />
どうしてそんなにも辛すぎる、悲しすぎる思いをする人がいなくちゃいけないんだろう。<br />
<br />
こんなことを思ってしまう時点で、僕は温水育ちの平和ボケなのかもしれないし、<br />
もしかしたらそれは僕が知らないだけで、世の中こんなことはありふれているのかもしれない。<br />
でもそれがふつうで、「よくあること」になるくらいなら、そんなの平和ボケ万歳だよ。<br />
こんなに辛くて悲しい、悲し過ぎることなんて無いほうがいいに決まってる。<br />
<br />
今では新しいボーイフレンドも出来て（電話しすぎ！！マジで）、娘も居て、とっても幸せだという彼女。<br />
そんな彼女の強さに感嘆すると共に、でもどうしてここまで強くならなきゃいけないのかという違和感をどうしても感じてしまう僕が居た。<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<br />
<br />
何か辛い出来事が、その後の出来事をより一層美しく、そしてありがたく輝かせてくれるということはある。<br />
僕も中学高校で大きな病気にかかった時、その時はどうして僕だけこんなに辛い思いをしなきゃいけないんだって思ってた。（その時はまだ辛いのは自分だけじゃないって事にも気付かなかったけれど。一番辛いのは僕の側に居てくれたまわりの人たちだったのに）<br />
でも今じゃその時の経験がなによりの宝物だ。<br />
きっとランランが今幸せだといえるのも、辛い過去の上にあるものなのかもしれない。<br />
<br />
でも、やっぱり何かおかしいと思う。<br />
<br />
どんなに辛い出来事も、自分の人生だと受け入れている彼女。<br />
僕も何度と無く、全てを、ほんとうに幸も不幸も全部全部、受け入れることの出来る寛大さが備えられたらどれだけいいだろうかと思ってきた。<br />
でも今は、そんなものは要らない。<br />
いや、もちろんそう出来ればいいのだけれども、そんなの俗人の僕には無理だ。<br />
<br />
それよりも、全てを受け入れることよりも、「受け止める」こと。<br />
受け止めた上で、自分で取捨選択をしていくこと。<br />
ひとつひとつに思い入れや疑問をもって取り組んでいくこと。<br />
<br />
進むべき方向を見失っていた自分に、昔の自分がそっと背中を押してくれたような気がして<br />
ちょっぴり情けなく思いつつも、前に進もうって、そう思えた。<br />
<br />
あの日感じた違和感を、何があっても絶対に持ち続けて行こうと思った。<br />
<br />
<br />
そして、、<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=412</comments>
 <pubDate>Thu, 26 Oct 2006 03:35:40 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[最近の気持ち①]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=411</link>
<description><![CDATA[<p>この一ヶ月半、ブログの更新もしないで、何もやってなかったのかというと決してそんなわけじゃない。<br />
むしろ、殊ボルネオ島に入ってからは、約一ヶ月もの間、自然保護活動を行うＮＧＯやＪＩＣＡの青年海外協力隊・シニアボランティア・そして専門家を訪ねながらその活動に同行させていただいたり、いろんな話を聞かせていただいたり、他にも今後の僕の旅の進路を変更させてくれるようなステキな出会いがあったり、とても忙しく、濃い日々を送っていた。<br />
<br />
でもそんな様子もみんなに報告せずに、じゃあ何をやってたのといわれると、<br />
そこは根暗な僕の本領発揮。「考え、思い悩んでました。」それもウジウジウジウジと。<br />
<br />
<br />
この世の中について知れば知る程、絶望は増えていく。<br />
出発前、僕が問題だと思っていたことなんて問題じゃないくらい深く黒い現実が世界中を包んでいて、<br />
そしてそこには「包む側」と「包まれている側」というはっきりとした構図があって。<br />
― どうしたらいいんだろう？―<br />
<br />
<br />
出発前、ベランダから見える夕日を見て思った事があった。<br />
<br />
　今僕の目の前で西に沈む太陽は、<br />
　その先に住む人にとっては、それが今まさに東から昇る太陽なんだ。<br />
　<br />
　そんなことは分かっているけれど、ほんとにそうなのだろうか？<br />
　テレビや新聞をみていると、最近はどうもそう思えない。<br />
　<br />
　太陽がずっと昇らない国や地域があるんじゃないか。<br />
　一日中沈む夕日を見続けて、沈んだ後の暗闇におびえている人、<br />
　一日中太陽が昇りますようにと暗闇の中祈り続ける人がいるんじゃないか。<br />
　この地球に住む人たち全てにとって（そして人間以外の生物すべてにとっても）、<br />
　みんな平等に与えられた、ただひとつの太陽。<br />
　その太陽の動きさえも一握りの「豊か」な国が思いのままに操っているのではないか。<br />
　そんな気がしてしかたない。<br />
　<br />
　ほんとうに、今沈む夕日は、この地球の裏側に昇る朝日として、<br />
　全ての人に光りをもたらしているのか<br />
　どこを避けて通ることなく、どこかに長く留めさせられることなく、<br />
　ちゃんと地球を一回りしてこの東の空に戻っているのか<br />
　<br />
　ちゃんとこの目で確かめて来よう。<br />
　そう思う。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（３月２９日の日記より）<br />
<br />
でも実際日本を飛び出してみたら、当たり前のことだけれどもどこに行っても夕日はきれいで、<br />
太陽はその土地その土地にお米や色とりどりのフルーツ、たくさんの恵みをもたらしてくれていて、<br />
そしてまた、そこにいる人々の笑顔をより一層眩しく照らしてくれていた。<br />
<br />
そんなことに安心したこともあった。<br />
<br />
でも、それでもやっぱりより深くより詳しく知るにつれて、（いや、感覚としては「知ってしまう」につれて）<br />
そこにある、とてつもなく大きな、経済や政治の“もう出来上がった”構造が、どうしようもなく立ちはだかっていることに、どうしていいのか分からなくなってしまった。<br />
<br />
貧困は生まれるのではなく、作られるということ。<br />
そして僕はその支配する側、搾取する側、貧困を作り出す側にいる人間だということ。<br />
そして今までそんなことも知らずに生きてきた自分。<br />
<br />
自分は幸せ者だって思った、その幸せは、<br />
僕の知らないところで沢山の人の犠牲ともいえる過酷な状況の上にあったのか<br />
そして僕がその幸せを感じて生きている間にもまた、<br />
僕の知らないところで沢山の人たちの犠牲ともいえる過酷な状況を作り出してしまうんじゃないかって。<br />
<br />
ここまで考えてしまうのは、ある意味で異常なのかもしれないけれど、<br />
僕らが日本で生きる上で行われている経済活動が、どのような仕組みの上に成り立っていてどのような影響を世界に引き起こすのか、そのつながりもわかってきたし、何よりその末端で被害を被る人たちをこの旅を通じてとてもリアルにイメージ出来るようになっていたから、夜も眠れぬ程苦しかった。<br />
― あの時一緒に遊んだあのコをあんな境遇にさせたのは自分なのかもしれない ―<br />
そんな悪いイメージが、夜ベットに入ると浮かんで来た。<br />
<br />
何が正しくて何が間違っているのか<br />
どこを目印にして進めばいいのか<br />
測る尺度は何にあわせればいいのか<br />
<br />
ちょっと分からなくなってた。<br />
<br />
<br />
でもそんな時でも、僕にヒントを与えてくれたものがある。<br />
そのひとつが昔の自分、、、<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=411</comments>
 <pubDate>Wed, 25 Oct 2006 02:42:31 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[non title]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=380</link>
<description><![CDATA[<p>人とのコミュニケーションを拒む自分がいる。<br />
微笑みかけてくれた人を睨み返す自分がいる。<br />
人種で人を見下している自分がいる。<br />
<br />
いろんな方々に本当に親切にしてもらってく中で、<br />
心の底から自然に生まれてきた「感謝」は次第に薄れ、<br />
いつの間にか「当たり前」と定義していた。<br />
<br />
何を聞くにも偉そうで、<br />
分からないという人にはお礼も言わずに去っていく。<br />
――ちっ、使えねぇな――<br />
<br />
まるで中学生の時にカツアゲされたお兄ちゃんみたい<br />
<br />
「俺お金ないんだよね、出せよ」<br />
<br />
「俺ここ行きたいんだよね、教えろよ」<br />
<br />
<br />
旅を続ける中で、<br />
どんどんどんどん傲慢で、自分勝手になっていく自分がいる。<br />
<br />
お父さんお母さん、ごめんなさい。<br />
僕のいない教室に授業料を払ってくれている間、<br />
いつも僕が無事かどうか元気かどうか、気にかけてくれている間、<br />
たくさんの負担と心配をかけて、こんなにも贅沢な時間をもらっているのに、<br />
その時間の中で、気付けば僕は、とても醜く、そして汚くなっていっています。<br />
<br />
　なんのために俺は旅に出たんだよ。<br />
　こんなんで旅を続けて、なんの意味があんだよ。<br />
　もう、帰ろっかな。<br />
　こんなんで、こんな奴が、よその国にお邪魔して、迷惑になるだけだ。<br />
　そうだ、帰ろう。その方がいい。<br />
　もう十分いろんな経験させてもらった。<br />
　そこから自分なりの哲学も生まれた。もう十分だろ。<br />
　帰ろう、そうだ。<br />
　そうだ。帰ったら、そう、帰ったら、、、、<br />
<br />
　帰ったら、、、？<br />
<br />
　帰ったら、どうなるの？<br />
　日本に帰ったら、そんなにイライラしたり、人を憎んだり自分を嫌になったりすることは無くなんの？<br />
　日本に帰ればいつも穏やかで、楽しいだけの毎日が待ってんの？<br />
<br />
<br />
朝焼けで染まり始めた朝空の下、考えた。<br />
<br />
今、この状態は自分の中の醜い・汚い自分が出てきているんだと思う。<br />
今までは偽善に抑えつけられていたものが、いまようやく出てきたんだと思う。<br />
<br />
喜怒哀楽。<br />
喜と怒の間、怒と哀の間、哀と楽の間にもそしてその周りにも、それぞれの半径の中に、そしてその外にも、<br />
数え切れないほど無数の感情がある。<br />
その中でどれを心の中心に置いておきたいかは人それぞれであっても、誰もが皆、きっと言葉では言い表せない程の複雑で様々な感情を持って生きている。<br />
そこには愛もあれば憎しみもあって、キレイなものがあればキタナイものもあって。<br />
だからこの醜く、汚い僕もきっと僕なんだと思います。<br />
<br />
今まではキタナイもの、醜いものは“あってはいけないもの”だと思ってた。<br />
でもそれもこの世の中に、そして自分自身の中に、しっかりと存在するもの。<br />
それをまず認めてやって、そこからどう向き合っていくか。<br />
汚い自分を押さえ込んで部屋に閉じ込めておくのではなく、常に対話を怠らないこと。<br />
臭いものには蓋をして、それがいったいどうなっていくのか？<br />
時間が経てばきれいになっていくのか<br />
それとも蓋をされた桶の中で、もっともっと臭く、汚くなっていくのか<br />
<br />
旅を始めて４ヶ月。<br />
いろんな景色や人と出会い、様々な場所を流れてきたその流れの中で、まるで川の中の小石のように<br />
今までの僕は削られ、剥ぎ取られ、今やっと、また別の自分の側面が顔を出し始めたのかもしれません。<br />
もう少し、こいつと向き合っていくために、旅を続けようと思います。<br />
<br />
本当にキタナイ自分が出てきた時、ふと人間として許されないような、よからぬ事を考えることも正直あります。<br />
でもそんな時、いつも立ち止まらせてくれるのは、日本にいる好きな人の目。<br />
父と母に、もっと素直にありがとうを伝えたくて<br />
好きな人に成長した自分を見てほしくて<br />
もう少し、旅を続けて<br />
それまで、かっこいい自分になって帰ってきます。<br />
<br />
  　</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=380</comments>
 <pubDate>Wed, 13 Sep 2006 11:12:27 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[森の人２]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=378</link>
<description><![CDATA[<p>ドウモオ久シブリネ！<br />
Ｃ．Ｗ改め、Ｗ．Ｃ．ニコル．丸本デス！！（Archiveヨリ、６月２７日ノ記事参照ネ）<br />
<br />
ドウモドウモ、最近ゴ無沙汰失礼ダッタネ。<br />
イマ私ハボルネオ島ノ大自然の中ニイルネ！<br />
ヤッパリココハマダ手付カズノ自然ガ残ッテイルネ。<br />
政府モNational Parkトシテ、シッカリソレヲ守ロウトシテルネ。<br />
<br />
自然ハ遊ビ場ガ一杯ネ。<br />
ココハ私ノ遊園地。<br />
ホラ、大キナ木ノ根ッ子ガ、チチンプイプイ ブランコニナルネ。<br />
<br />
遊ンデ汗カイタラ泳ゲバスッキリスルシ、<br />
<br />
遊ビ疲レタラ昼寝スレバイイネ。<br />
<br />
遊ビ飽キタラ、男ナラ修行ニ行クノモアリデショウ。<br />
<br />
最近ニコルハ修行ブームネ。<br />
瞑想シテルト聞コエテクルノハ虫ノ音、風ノ音、動物ノ鳴キ声、ソシテ自分モ意識シタコトノナカッタ自分自身ノココロノ声。<br />
<br />
・・・ダケド今日ハドウモ集中デキナイノネ。サッキカラナンダカズットヘンナ声ガ聞コエテテ・・・<br />
ナンダコノ聞キナレナイ鳴キ声ハ・・・<br />
豚ノ様ナ声ネ。ノダケレドモ、ソレガ木ノ上カラ聞コエテクルネ。。<br />
トッテモ strangeネ<br />
<br />
ハッ！！・・・コ、コレハマサカ・・・！<br />
<br />
期待ニ胸ヲ膨ラマセ、ソノ鳴キ声ト修行デ鍛エラレ研ギ澄マサレタ感覚ヲ頼リニ、ボルネオノ深イジャングルノ中ヲ探シ回ルコト３時間、<br />
<br />
モウ諦メカケタソノ時ネ、<br />
<br />
ナ、ナンカ居ルネッ！！<br />
<br />
モウ、ソノ瞬間ハ流レタネ、アノ ナレーションガ。<br />
「文字通り天狗のような大きな鼻。　居ました。　テングザルです。」<br />
NHK『生き物地球紀行』ノ柳生博ノアノナントモ言エナイ優シイ声ガ、私ニハ聞コエテキタネ。<br />
修行ノシスギカTVノ見過ギカ、ソンナコトハサテオキ<br />
<br />
コレガテングザルネ。<br />
世界広シト言エドモ テングザルハココボルネオノミニシカ生息シナイ固有種ナノネ。<br />
野生ノテングザルガ見レテ、二コルハ本当ニウレシカタネ。<br />
<br />
ソレニシテモコノ鼻。<br />
我王（火の鳥）ノ末裔デハナイカシラト、ニコルハ本気デ思ッタネ。<br />
<br />
我王ノ気味悪サニ、スッカリコノ大自然ニオ礼ヲスルノヲ忘レテシマッタニコル。<br />
ドウシヨウカト思ッテイタラ、ニコルノ代ワリニ村ノ少年ガ大自然ニオ供エ物、シトイテクレタネ。<br />
<br />
イヤァ、ヤッパリ子供ハ自然ノ申シ子ネ。<br />
<br />
今回バカリハW.C.ノ座ヲ奪ワレテシモウタネ。<br />
ガッハハハッー！！<br />
<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=378</comments>
 <pubDate>Sat, 9 Sep 2006 23:56:17 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[ペナンへ]]></title>
 <link>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=364</link>
<description><![CDATA[<p>シンガポールの宿で出会った彼を訪ね、「東洋の真珠」と称される西海岸の島、ペナンへ。<br />
クアラルンプールからバスで約５時間、目覚めるともう本土とペナン島を結ぶ橋の上に差し掛かっていた。<br />
窓から見る海に愕然。<br />
海、全然きれいじゃない。<br />
キレイじゃないどころか濁っていて汚く、汚水がいくつもの層をなして流れているのが橋の上から見て分かる。<br />
その光景に「東洋の真珠」の面影も無い。<br />
<br />
橋を渡り終えるとすぐにバス停に到着。<br />
数人が降りるだけで他の人はまだ乗っている。<br />
車内に残っている人たちに、ここは彼と待ち合わせのジョージタウンかと聞くと、違うよと言うので、きっと次のバス停なんだと思ってステイ。<br />
再び走り出したバスは、ジョージタウンへ向けて走ってく。<br />
<br />
と、<br />
おもいきや・・・<br />
<br />
気付くとなんと、今来た橋の上を走ってる～！！<br />
そう、せっかくやってきたペナンを出ようとしているのだ。（これペナン行きのバスなのに！？）<br />
<br />
「ペナンペナン！！」<br />
パニックでその単語しか出ない僕の意図を分かってくれたドライバーが、橋の途中で僕を降ろしてくれた。<br />
歩道の無い対向車線を、何度も車にクラクションを鳴らされながら、そしてその度にすみませんと頭を下げながら、強い日差しを全身に受け、２５kg近くあるバックパックを背負い、歩く歩く歩く。<br />
<br />
バス停までたどり着けば、ジョージタウン行きのバスに乗れるだろうと、バス停を探しながらひたすら歩く。<br />
全身に汗をかき、腰も痛くなってくる。いくら歩いても見つからないバス停。<br />
――次、鳥が目の前を横切ったら休憩しよう――<br />
――あの遠くの看板がバス停じゃなかったらもうタクシー使っちゃおうかな――<br />
などと考えながら歩いていると、後ろから<br />
「プップーッ」<br />
車のクラクション。<br />
もうその頃には条件反射的にすみません！と頭がさがるようになってたのだが、その車は僕の前で止まり、<br />
「何やってんだ？」とおっちゃん。<br />
訳を話すと大笑いして、<br />
「ここはハイウェイだぞ。バス停なんかあるもんか。乗ってけ」と言ってくれた。<br />
あぁ、これこそ神の思し召し。<br />
この感激を味合わせてくれるために、神はこのような試練を与え給うたのか。<br />
<br />
古っ～いディスコミュージックが流れるおっちゃんの車の助手席は、最高の特等席。<br />
いつも飛行機に乗るたびに、いつかファーストクラスに乗ってみたいなと思ってたけど、いくら最高のファーストクラスと言えど、これ程の心地良さと安心感は得られないだろうな。<br />
<br />
彼との約束の時間まで余裕があったので、おっちゃんに教えてもらったペナン一高いビルの展望台でペナン市街を見下ろす。<br />
それでも「ＯＫ！ＯＫ！ＮＩＣＥ ＴＲＩＰ！ＯＫ！ＯＫ！」という去り際までもかっこよかったあのおっちゃんが忘れられず、窓からずっとおっちゃんの車を探してた。<br />
<br />
その後彼と再会して一部始終を報告。<br />
すると彼もおっちゃんに負けない大声で笑ってた。<br />
<br />
思えば彼ともシンガポールのドミでちょっと会って話しただけ。<br />
それでも、「ノリは僕の始めての日本人の友達だ」<br />
「僕の友達も家族もみんなノリに会いたがってるからいつでも来てくれ」<br />
「ノリが来た時のために車洗っといたから」<br />
などとずっとメールをくれ続けていた彼。<br />
<br />
素敵な出会いをくれたペナン。<br />
彼らの笑顔こそ「東洋の真珠」のように思えた。<br />
</p>

]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://ryugaku.genkidama.com/marumoto/index.phpindex.php?itemid=364</comments>
 <pubDate>Sat, 26 Aug 2006 17:26:55 +0900</pubDate>
</item>
  </channel>
</rss>